AR快哉湯
ARコンテンツを用いた集客イベント
90年の歴史を持つ下町の銭湯を改修し、オフィス&ラウンジ・カフェなどの複合施設として保存再生された快哉湯。木造大空間の銭湯建築や宮大工が作り上げた内装を活かしたARコンテンツを体験とそのイベント企画のプロモーション映像
制作年:2021
クライアント:
株式会社ヤマムラ サテライトオフィス
場所:レボン快哉湯
制作環境:Blender
担当箇所:
イベント企画
コンセプト設計
アートディレクション
イラストレーション制作
モーショントラッキング映像制作
東京台東区にある銭湯「快哉湯(かいさいゆ)」は1928年に建築されてから地域の人々に世代を超えて親しまれながら営業を続けてきましたが、2016年に建物や設備の老朽化のため90年近くの幕を閉じました。家主による「この建物を守り未来へ繋げたい」という想いのもと、保存再生を任された建築会社の創意工夫により、時代の味わいを感じさせる建物は現代のカフェ・オフィス空間として蘇りました。
この特別な空間でのみ体験できるARイベントを企画しました。ARによって出現する鳥獣戯画にちなんだバーチャルな生きものたちがこの銭湯を利用する映像を鑑賞できます。リフォーム時に取り除かれた脱衣所スペースを仕切る壁の一部をCGによって再現しました。この隔てられた壁を横断してください。それは仮想と現実の境界を繋ぐ体験でもあります。私たちは境界を超えることができます。
